【エモいとは?】エモいの意味を真剣に考えてみた。エモとは何か?

本記事の内容

ハガマル
ハガマル

最近よく「エモい」って言葉をよく聞くけど、エモいってどんな意味?

何となく分かるけど、みんな何となく使ってるんでしょ?

インスタグラムでよく見かけるけど・・・

エモいって言葉、最近よく聞くようになりましたよね。結構SNSでタグ付けされてたり、一時期トレンド入りもしていました。
「エモい」「エモ」「えもい」などで多く検索されています。
でも結局、「エモい」という言葉の意味や成り立ちを知らずに使っている人も多いと思います。

なんとなく使えることがエモいの特徴でもあるのですが、エモーショナルディレクターである僕にとっては「エモい」という言葉は非常に多様多彩で深みのある言葉なんです。

本記事では「エモい」の意味を真剣に考察して、僕なりの意味と考えをご紹介しています。エモいって結構深くて面白いんだな・・と思ってもらえたら嬉しいです。
また、「エモい」の意味や使いどころ、これまでの歴史も理解できるようになりますので、是非最後まで読んでみてください!

「エモい」「エモ」の意味と使いどころ

早速ですが、「エモい」の意味をご紹介していきます。エモいは様々な意味として使われますが、大体このような意味合いで使われることが多いです。

なんとなく心動かされている様子。言葉で言い表すのが難しい複雑な感情。叙情的、感情的で哀愁を帯びたさま。趣がある事。

はっきりしない言葉ですよね。僕もそう思います。
曖昧な表現の言葉は結構いろいろありますが、「エモい」に関しては曖昧表現の極みだと思います。曖昧表現の極みだからこそ、現在は様々なシーンで使われています。

たまに「エロい」+「キモイ」の意味で「エモい」を使う人もいるようですが、あとから紹介する「エモい」の歴史から考えてもその意味合いでの表現は間違いです。
恥ずかしいのでやめましょう(笑)

具体的な使いどころ

「エモい」の具体的な使いどころですが、一番分かりやすいのが夕焼けです。上の写真を見てどう思いますか?
綺麗な夕焼けだなあという印象以外に、なんとなくセンチメンタルな感情になったり、感慨深い気持ちになったりしませんか?

その感覚が「エモい」です。

ふと湧き上がる哀愁と感動、羨望と期待など、いろんな感情が混ざって、一言では言葉に表すことができないような感情を「エモい」で言葉にします。

他には学生時代の卒業アルバムを見ていて、懐かしいな~と当時を思い出す感覚も「エモい」と言えると思います。

「エモい」はいつから使われている?もうすぐ死語?

さて、「エモい」の意味と使いどころは理解できたかと思いますが、エモいはいつから使われ始めたのでしょうか?
実はエモいは80年代から使われている言葉なんです。結構古いですね。

「エモい」の年表を作ってみた。

もちろんwikiにも意味は載ってるし、歴史も書いてありますが分かりにくいので、一枚の年表にまとめました。

元々「エモい」という言葉の起源は、USロックの音楽シーンにあります。
1980年代にエモーショナルハードコアという音楽ジャンルが姿を現します。哀愁があるメロディアスな音楽と感情的な歌詞を載せた曲がかなり流行しました。このころからエモ(US圏ではイーモと言います)というジャンル自体はできてきます。

代表的なバンドはハスカードゥーやゴリラ・ビスケッツ、ライフタイムやフガジなどです。気になる方は是非調べてみてください。

そこから1990年代後半に哀愁味が薄まり、どちらかというと泣き虫な印象の歌詞や曲調にトレンドが変化していきます。このころにエモ、エモロックという言葉が出来上がります。

2000年初頭にはマイケミカルロマンス、Fall out Boy、Dashboard Confessionalなどがブレイクします。この世代のバンドになると、20代の方でも知っている曲が増えてきそうですね。
マイケミカルロマンスはかなり有名です。

そして2007年ごろ、エモロックのジャンルが音楽シーンで成熟したことで、日本でも若者が興味を持ち始めます。エモロックのニュアンスが若者言葉として使われはじめ、「エモい」という言葉が流行り出しました。

2016年には「エモい」が三省堂の「今年の新語2016」に2位でランクイン。音楽シーン以外でも、様々な意味でエモいが使われ始めます。
しかし使うシーンは増えても言葉の根本の意味は共通していたと言えます。

さらに有名になったのは2017年。メディアアーティストの落合陽一氏がメディアで「エモい」について発言しました。「エモい」は江戸時代に本居宣長が研究した「もののあはれ、いとおかし」に近いものだと解説しています。
言葉にできない複雑な感情、趣があること、という意味と「エモい」が結びつくことで、さらに若者が親しみやすい言葉になったんですね。

「エモい」はもう古い?まだ使える?

結論からいうと、「エモい」はまだまだ全然古くないです!
僕はむしろこれからと感じています。

「エモい」は話し言葉はもちろんのこと、インスタグラムでハッシュタグとして使われることが多いです。
現在どれぐらい使われているか見てみましょう。

現在、インスタグラムでの「エモい」のハッシュタグ投稿数は20.7万件です。かなりタグ付けされていますね。
「エモい」単体でこれだけタグ付けされているのはなかなかです。

他のタグと一緒に使われることが多いワードなのですが、#えもい、#加工、#エモいとは、#写真加工、#映え、#加工の仕方、#暗め加工、#エモい写真 などのタグとよく一緒に使われます。

この関連タグを含めると約200万件ほどになりますので、かなりのビッグワードであることが分かります。ちなみに#インスタ映え とかのスーパービッグワードは720万件です(笑)

インスタだけではなく、twitterでも#エモい のハッシュタグは日々更新されています。インスタ以上に普段の会話や物事に対して「エモい」で表現したツイートが多いので、使い方を知りたい方はこちらを参考にするのもいいかもしれません(但し使い方が様々すぎて正直カオスです。)

今はSNSで拡散される流行やワードは世の中に非常に強い影響力をもちます。「エモい」が使われているのは元々音楽シーンのみでしたが、メディアやSNSで拡散されることで非常に多くのシーンで使われるようになりました。

現在は写真、映像、コピー(文章)、広告、ファッション、髪型など、ありとあらゆる分野で「エモい」という表現が使われています。

「エモい」は究極の感情表現だと思う。

「エモい」は上記でご説明したとおりこれからも使われ続けるであろうワードですが、可能性を感じるには理由があります。

使われるシーンが時代と共に増えてきたことも理由の一つですが、「複雑な感情を言葉にできない現代の若者のニーズにマッチしたワードである」ということが一番の理由ですね。

昔から使われている「ヤバい」という言葉も、危険を感じたり、逆に素晴らしいと感じたときにも使える曖昧な感情表現です。
僕は「エモい」は「ヤバい」と同じくらい使われるようになると思っています。どちらも感情にフォーカスした曖昧なワードですからね。
ちなみに「ヤバい」は江戸時代が起源です。結構古いでしょ?

「エモい」は起源こそ80年代の音楽シーンですが、その感じ方や意味は平安時代に使われてきた感情表現である「もののあはれ、いとおかし。」と同義です。

そこから考えると、日本人がもともと持っていた感性や趣を大切にする文化ともマッチした言葉だと言えます。
「エモい」はカタチを変えた現代の立派な感情表現の一つなんです。

広義の「エモい」と狭義の「エモい」。エモさにも「深さ」がある。

ちょっと堅苦しい内容に入ってきますが、「エモい」という言葉にも「深み」があると考えています。
ただ単に「この写真エモいね~」っていうだけなのか、「この写真のこういうところがエモいね。」って言うのか。違い分かりますか?(笑)

ここでは広義の「エモい」と狭義の「エモい」という言い方で分けてみます。
まず広義の「エモい」ですが、本居宣長的にいう「もののあはれ、いとおかし。」と同義です。なんとなく良かったりするときに誰でも使う感じですね。

使えるシーンが増えたと同時に、意味がもつ範囲も深まるので、より広く浅く使えるイメージです。表面だけ見て捉えて、「これエモいね!」って感じ。

対して僕の考える狭義の「エモい」とは、その物事にBackground(背景)感じることによる感情表現です。言い換えれば、ストーリーを感じるかどうかということ。

そして、自分だけではなくて、他人からみても共感できるものを感じたり、自分と重ね合わせることができるような写真や作品が最高に「エモい」

なんで「エモい」のかを感じられるような写真なり、映像なりが狭義の「エモい」であり、深みのある「エモい」だと思います。
ここが世の中のクリエイターが目指すべき領域であり、究極系なのかなと。

まとめ:「エモい」はこれからもっと熱くなる!

つらつらと長めの文章を書いてしまいましたが、「エモい」について少しは理解が深まりましたでしょうか?

「エモい」は感情表現の一つなので、流行り廃りはあるとはいえ、長く続くワードだと言えますね。

感情を考えることはビジネスにおいても非常に大切ですので、これから「エモい」をビジネスワードとして捉えたサービスや作品が沢山出てくると思います。

僕自身もいつかこのブログが成長したあかつきに、「エモい」という言葉を通して、広義の「エモい」を使う一般の方々と、狭義の「エモい」を追い求めるクリエイターとの距離を近づけることができるプラットフォームが作れたらと思っています。

そしてこの記事を読んでくださった方に、まずは「エモい」と感じること自体に興味を持ってほしいですね。
一番エモいを感じやすいのは音楽と写真だから、是非エモいを感じてほしいし、エモいを創ってみてほしい。

音楽ならおすすめのエモい音楽を聴けばいいし、写真なら撮影アプリや加工アプリで「エモい」写真が簡単に取れるようになってきています。
是非、この記事をみて「エモい」に興味が出てくれた嬉しいです!

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米田ユーマ

米田ユーマ

認知心理学を学ぶ独学デザイナーです。オーラルケア製品企業のクリエイティブディレクターとフリーランスの二足の草鞋を履いています。商品企画からパッケージデザイン、WEBデザインまで、トータルコーディネートが得意です。
自分の経験や学習をもとに、エモーショナルな記事をゆるゆると書いてます。

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